歯周病についての質問【東灘区・芦屋の歯科・矯正歯科・親知らず・インプラントのにい歯科・矯正歯科~歯周病~】

歯の健康に関する質問をいくつか挙げてみました。
【Q1】
よく聞きますけど歯周病ってなんなんですか?
【A1】
歯周病ははぐきの病気で簡単にいいますと歯茎が赤くなっている歯肉炎、
それがすすみ歯槽骨(歯が植わっている骨)まで影響がでて溶け始めてしまった歯周炎をさします。
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【Q2】
歯周病はお年寄りの病気なんですか?
【A2】
お年寄りだけの病気ではありません。厚生労働省が定期的に出しています「歯科疾患実態調査」に
よりますと40歳代後半から有病者率が最も高くなってきています。
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【Q3】
歯周病を放置すると全身良くない影響があるって本当ですか?
【A3】
その可能性は高いです。
歯周病が引き起こすトラブルは口の中だけでなく全身に影響を及ぼすということがさまざまな研究からわかってきました。
先の東北大震災では大変残念ながら避難所で水が不足したため歯磨きが十分できず、
誤嚥性肺炎がかなりひき起こったということが新聞で報道されました。
(元半壊家屋の認定をうけた経験のある被災者から心から東北の被災者の方へはお見舞い申し上げます。)
歯周病は血液に侵入し増殖し血流にのって全身に疾患を引き起こす危険性があります。
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【Q4】
高血圧は歯周病と関係がありますか?
【A4】
関係が深いです。
高血圧にとどまらず糖尿病など生活習慣病は関係が深く歯周病をケアすることで改善にむかうこともしばしばです。
お口の中の健康を保つことは日々の健康な生活をおくる第1歩といえると思われます。
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【Q5】
口臭は歯周病と関係がありますか?
【A5】
一つの原因であるといわれています。
歯周病の患者さんの歯周ポケットには嫌な臭いの原因となる物質を産生する細菌がたくさん棲みついています。
歯磨きで歯周ポケットに歯垢の付着を防ぐことは口臭の防止につながります。薬用の歯磨剤などを使うのも効果をあげる一つと考えられます。
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【Q6】
できてしまった歯石は歯磨きでとれますか?
【A6】
歯磨きでとることは難しいです。
歯石は歯垢が石灰化されたもので一度できてしまったら歯磨きでとることは難しいです。
歯石除去の処置が必要になります。毎日の歯磨きで歯垢をできるだけ残さないようにしてくださいね。
最近CMなどでも放送されているエアーフロスやハイドロテクトなどの使用による
歯石の付着防止にとくに矯正患者さんに効果をあげているのを実感しています。