歯の根の治療について【東灘区・芦屋の歯科・矯正歯科・親知らず・インプラントのにい歯科・矯正歯科~歯の根の治療~】

歯の根の治療についてよく患者様から「何回も通って大変」「あと何回かかるんですか?」
「また痛くならないですか?」などいろいろな疑問、質問が飛び出します。
歯を家にたとえてよくお話をさせていただくのですが家を建てるときでも基礎工事(土台)はみなさんもご存知のようにとても大切です。
もし家をささえる柱の根元が腐ってしまいぐらぐらしはじめたら大変ですね。
これと同じで歯も家の基礎工事にあたる根の治療は
回数もかかり変わり映えもなかなかしなく口も長い時間あかなくてはいけないこともあり、
とても患者さんにとっても大変ですがとても重要なのです。
ですから飽きずにもういいともうしあげるまで最後までお付き合いをお願いしたいものです。
なお、歯根の治療には大きく分けて2つあります。
神経をとる根の治療である「抜髄」処置。
一度根の治療を行った再治療やなんらかの原因で細菌に感染してしまった根の治療である
「感染根管」処置があり後者は歯の周囲の歯槽骨まで菌に冒されていることもあります。
以下よくある質問をいくつかあげてみます。
Q1
歯根の治療はどうして1回で終わらないんですか?
A1
歯の根の形は非常に複雑でまた目でみて治療ができないので炎症をとりきるには時間と回数がかかります。
また、起きてしまった炎症はすぐにはひいていかないことも多く症状にあった薬を何回か交換する必要があります。
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Q2
根の治療をしていただいた後いたくなることがあるのはどうしてですか?
A2
治療の際に歯の根の先の歯根膜という膜を刺激してしまったため起こることがあります。
その際は痛み止めを飲むかあるいはそのままでも2~3日でおさまることも多いです。
また、歯根膜炎(感染根管処置)の場合にはうみが溜まってでれないため
(仮の蓋をしている為)におこるので蓋をはずして圧力を下げてやる必要がある場合もあります。