2026.03.03
インプラントとセラミックの違いとは?治療内容と流れを解説
歯を失った場合や歯の見た目を整えたいと考えたとき、「インプラントとセラミックのどちらを選ぶべきか」と悩む方は少なくありません。インプラントとセラミックは同じような治療として捉えられがちですが、実際には役割や適応が異なります。違いを正しく理解することで、治療選択の考え方が整理しやすくなるでしょう。
今回は、インプラントとセラミックの違い、治療内容や流れについて、神戸市東灘区の歯医者「にい歯科・矯正歯科」が解説します。
1. インプラントとセラミックの違い
インプラントとセラミックは、どちらも歯を補う治療法ですが、治療の方法や適応が異なります。歯を失っているかどうかや口腔内の状態によって、選択肢が変わる点がポイントです。
①インプラントは治療方法
インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療方法です。歯の機能や噛み合わせの回復を目的として行われることがあります。
②セラミックは素材の一種
セラミックは、人工歯や被せ物に使用される素材の一つです。治療名ではなく、歯科治療で使われる材料の一つとして位置づけられています。
③歯があるかないかで治療の考え方が異なる
インプラントは、歯を失っている部分に人工歯根を入れて歯を補う治療です。一方、セラミック治療は歯が残っていることが前提となり、その歯を削って被せ物、詰め物などを装着します。歯の有無が治療選択の重要な判断基準になります。
③インプラント治療でもセラミックが使われることがある
インプラント治療では、顎の骨に埋める人工歯根とは別に、上に装着する歯の部分があります。この上部構造の素材として、審美性、耐久性、金属アレルギーの問題、金属原価の高騰などからセラミックが選択されることが多くなりました。
インプラントとセラミックは、治療方法と素材という位置づけの異なるものです。そのため、同じ基準で比べるのではなく、歯の状態や治療の目的に応じて考えることが大切です。
2. インプラントの治療内容と流れ
インプラントは、歯を失った場合に選択される治療方法の一つであり、複数の工程を経て進められます。事前の検査から治療後の管理まで、一連の流れを把握しておくことが大切です。
①カウンセリングと精密検査
治療前には、口腔内の状態や顎の骨の量、噛み合わせなどを確認します。レントゲンやCT検査を行い、インプラント治療が適しているかを判断します。
②治療計画の説明
検査結果をもとに、治療期間や手順、注意点について説明があります。インプラントは外科的処置を伴うため、全身状態も考慮した計画が立てられます。
③人工歯根の埋入
顎の骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込む処置を行います。局所麻酔下で実施されることが一般的です。
④治癒期間と経過観察
人工歯根が骨と結合するまで、一定期間待つことがあります。この期間中は、噛む力をかけ過ぎないよう注意が必要です。
⑤上部構造の装着
結合が確認できた後、人工の歯を装着します。この人工歯の素材として、セラミックが用いられることもあります。
インプラント治療は段階的に進められるため、治療期間が比較的長くなる傾向があります。あらかじめ各工程を理解しておくことが大切です。
3. セラミックの治療内容と流れ
一般的にセラミック治療と呼ばれるものは、歯が残っている状態で行う被せ物や詰め物の治療を指します。比較的シンプルな流れで進むことが特徴です。
①カウンセリングと診査
まずは歯の状態やむし歯の有無、噛み合わせなどを確認します。そのうえで、セラミック治療が適しているかを判断することがあります。
②歯の形成
被せ物を装着するために、歯の形を整えます。削る量は歯の状態や治療目的によって異なります。
③型取り
形成後の歯の形をもとに、被せ物を作製するための型取りを行います。精度によって、仕上がりに差が出ることがあります。
④セラミックの装着
完成したセラミックの被せ物や詰め物を装着します。噛み合わせや見た目を確認し、必要に応じて調整することがあります。
⑤治療後の管理
装着後も、噛み合わせの変化や歯ぐきの状態を確認します。定期検診や日常のケアを意識することが大切です。
セラミック治療は、歯が残っている場合に行われる治療の一つで、セラミック素材を用いる点が特徴です。ただし、被せ物を装着するために歯を削る処置が必要になる場合があります。歯の状態によって適応が異なるため、治療前には歯科医師と十分に相談することが重要です。
4. 神戸市東灘区の歯医者「にい歯科・矯正歯科」のインプラント治療 矯正歯科
神戸市東灘区の歯医者「にい歯科・矯正歯科」は、阪神青木駅徒歩約1分の好立地。大学で矯正学を専攻した院長を中心に、一般歯科から矯正・インプラント治療まで総合的に提供する「オールインワンの歯科治療」に力を入れています。新旧の知識や技術を融合させ、患者さまの負担を減らすことを第一に、お子さまからご高齢の方まで、地域の皆さまに愛される歯科医院を目指しています。
「痛い」「怖い」といった不安を軽減できるよう、表面麻酔薬や電動麻酔注射器などを用いた痛みに配慮した治療を徹底しています。また、矯正治療の事前処置や難症例の親知らず抜歯、歯周内科治療なども院内で一貫して対応し、患者さまが安心して治療に臨める体制を整えています。地域の内科・耳鼻科との医療連携も行い、全身の健康を視野に入れた診療を提供しています。
<にい歯科・矯正歯科の治療の特長>
- ① 矯正学専攻の院長による総合的な治療
一般歯科から矯正、インプラントまで、幅広い分野を横断した総合的な診断と治療を提供します。
- ② 痛みに配慮した治療へのこだわり
表面麻酔薬や電動麻酔注射器などを使用し、治療による痛みを限りなく抑えるよう努めています。
- ③ オールインワン対応による患者さまの負担軽減
矯正治療に必要な事前処置なども院内で行うため、患者さまが複数の医院に通う負担を軽減できます。
- ④ 顎口腔機能診断施設としての体制
特定の症例では保険適用での矯正治療にも対応できる、厚生労働省の定める厳しい施設基準を満たしています。
東灘区で歯の健康維持・治療をご検討の方は、駅徒歩1分・平日夜8時まで診療のにい歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。
まとめ
インプラントとセラミックは、同じ治療として捉えられることがありますが、役割は大きく異なります。インプラントは歯を失った場合に行う治療方法の一つであり、セラミックは人工歯や被せ物に使われる素材の一つです。治療を選ぶ際には、歯の有無や口腔内の状態、治療の目的を踏まえて考えることが大切です。インプラントやセラミックについてお悩みの方は、神戸市東灘区の歯医者「にい歯科・矯正歯科」までお問い合わせください。
監修:新居 泰浩
略歴
- 昭和38年 徳島県生まれ
- 平成元年 国立徳島大学歯学部卒業、歯科医師免許取得
- 平成5年 国立徳島大学大学院歯学研究科(歯科矯正学専攻)修了、歯学博士を授与される
- 平成6年 日本矯正歯科学会認定医取得
- 国立徳島大学歯学部助手、病院助手として2年勤務(そのかたわら、矯正専門医で毎週末に研讃を重ねる)
- 平成7年~ 岡山県の大規模診療所にて勤務
- 平成9年11月~ 兵庫県の大規模診療所にて勤務
- 平成10年 訪問歯科診療を行なうため、ケアマネージャー(介護支援専門員)の資格を取得
- 平成29年6月 日本外傷歯学会認定医取得
- 2013年12月1日 ICOI Fellow (国際インプラント学会認定医)取得
